【接客業からの脱出】辞めてよかったこと5選|後悔しないキャリア選択

こんにちは!さばにぃです。
お客様からの理不尽なクレームや、めんどくさい先輩など、接客業をやっていると色んなストレスが溜まりますよね?
今すぐにでも辞めたいと考えている人もいるでしょう。
私も接客業をしていた時は、クレームや人間関係によく悩まされていました。
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立ちっぱなしも辛かったし…
ただ、接客業を辞めたいと思っていても、『本当に辞めていいのか?』迷いますよね。実際に私もそうでした。
そこで、本記事では社会人歴10年の私が、接客業から転職した経験をもとに「接客業を辞めて良かったと感じること」を紹介します。
正直、私は接客のプロではありません。数年働いただけの接客に毛が生えたレベルです。
しかし、そんな私だからこそ、あなたの目線に合わせて紹介できることがあると考えています。
本記事は、私の生の体験談と、これまでの採用経験を活かして紹介します。
ぜひ参考にしてください。
接客業を辞めてよかった事5選

「接客業は三重苦」と言われるほど大変な仕事。
正直なところ、私は『接客業を辞めてよかった』と思っています。なぜなら、ハードな仕事の割に、給与や働き方が見合っていないと感じたから。
私は当時なんとなく、カッコよさそうという理由で接客業を選んだのですが、実際やってみたら、それはそれは体力的に厳しい…!
さらに上司によるパワハラ、ウザい先輩たち…。もう発狂しそうでした。
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接客が本当に好きじゃないと続かない仕事だなと感じました。
※決して接客業=クソと言ってるわけではないですよ。(むしろお客様に非日常を提供できる、素晴らしい仕事だと心から思っています。)
ただ、自分には合わなかったというだけ。
そこから転職をして、今はスーツを着てサラリーマンをやっています。なので、接客業を辞めてからのビフォーアフターを体感で理解しています。
そんな私の経験を踏まえ、「接客業を辞めてよかったと感じたこと5選」を紹介します。
- 規則的な生活ができる
- 生活がラクになった
- ボロアパートから脱出
- 友達と遊びに行くことが増えた
- 年末年始は実家でゆっくり
規則的な生活ができる
接客業を辞めて一番良かったと思えるのは「規則的な生活をおくれるようになった」ことです。
接客業から転職して生活は一変しました。
不規則なシフト勤務から解放され、メリハリのある生活リズムをとれるようになったのです。
接客業をしていた時は、朝5時に起きて始発電車に乗り込むこともあれば、終電ギリギリの深夜まで働いてることもありました。
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朝5時起きの前夜は寝れないのできつい…
接客業をしていた時と比べれば、今は毎日同じ時間に起きれるので生活ストレスが減りました。
【関連記事】土日休みと平日休みはどっちがいい?
生活がラクになった(お金)
転職して、未経験ながら給料が5万円上がったので、お金周りで余裕ができました。
接客業の時の給与は、手取りで14万円ほど。なので、趣味に使えるお金なんてちっぽけなものでした。
学生を卒業したら、自由に使えるお金が増えるって?そんなの幻想ですよ。
ほとんどの人が、
- 奨学金の返済
- 家賃や光熱費
- 保険料
とかを支払って…で気づいたらビールの泡のようにすぐ消えていくのです。
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お金がないことこそ、心細いものはないからね。
その後、転職して営業マンになったのですが、未経験ながら手取りは5万円くらいアップ。
月5万円も給料が増えるって凄いことですよね。
今まで狭かった視野が一気に広がるように、心の余裕ができました。そのおかげで自分の趣味に使えるお金が増えたという訳です。
ボロアパートから脱出
接客業を辞めてから、給与も上がったので、今まで住んでいたボロアパートから脱出しました。引っ越しして、駅チカの物件に住めたのです。
当時は、家から会社まで50分くらい。
おまけにボロアパートなので、隣人の電話の声がよく聞こえるような環境…。よく住んでいたな…と今となっては自分の精神力に驚くほどです。
給与が上がったことを良い転機と捉えて、引っ越しできたのは大きかったですね。
友達と遊びに行くことが増えた
土日休みの仕事に転職して、友達と予定を合わせやすくなりました。
今まではシフト制だったので、なかなか友達と遊べず寂しい思いをしたものです。
カレンダー通りの休みは、みんなと予定を合わせやすいので、遊びに行きやすいですね。
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毎週金曜日は合コンとかしちゃってね。
その代わり、出費は増えるので要注意。
「飲み会は月3回まで!」と自分でルール化したほうがいいです。給与は上がったけど、貯金できない僕みたいになりますよ。先輩からの教えです。
年末年始は実家でゆっくり
年末年始などの長期休暇を取れるようになったのも、接客業を辞めてよかったと感じるポイントです。
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接客業をしていた時は、休めなかったですからね。
- ゴールデンウイーク
- お盆
- 年末年始 とかとか
僕は、2年連続で年越しをレストランで過ごしました(涙)
どこもかしこも混んでいるとは言え、家族みんなでゆっくりできるのは良いことです。
接客業を辞めて後悔したことは?

一部の人から批判がきそうですが、勇気を出していうと、「接客業を辞めて後悔はなかった」です。
なぜなら、僕はそこまで接客業に特別な思い入れはなかったので。
なんとなくカッコよさそう!っていうイメージで専門学生の時に選んだのが接客業だったので。逆に浅はかな考えだったと反省しています。
もちろん働いてみてよかった!と思える人はいると思います。
ですが、僕の場合は、
- みんなでワイワイ過ごしたい
- 規則的な生活を送りたい
- プライベート重視派
だったので、仕事内容というよりかは、仕事はそこそこに趣味やプライベートを極めたい思考でした。
なので、接客業を辞めて後悔したことはありません。
ただ、今になってお酒にハマりだしたので、ホテルで働いているうちにワインとかもっと勉強しておけばよかったなと思っています(笑)
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あくまで、モテたいが為なんですけどね←
接客業を辞めた方が良い人・悪い人

接客業を続けるべきかどうかは、あなたに合っているか否かで判断しましょう。
何度も言いますが、接客業=オワっている仕事ではありません。
重要なのは「あなたに合っているか、否か」です。
ここでは、接客業を辞めたほうが良い場合と、続けるべき場合について次章から一緒に考えてみましょう。
接客業を辞めた方が良い場合
規則正しく生活したい
もし、あなたが規則的な生活を送りたいなら、接客業の不規則なシフト勤務はストレスになります。
10:00〜19:00迄のように1つの時間勤務しかなければ、まだいいです。
しかし3交代制のように
- 早番
- 中番(昼番ともいう?)
- 遅番
というシフトであれば、不規則な勤務になるのは必須。
私の場合は夜勤もあったので、もうお肌ボロボロでした(これでも肌男を目指している)
規則的な生活を送りたいと思っていても、接客業ではほぼ叶いません。会社側があなただけ特別扱いすることもないです。
ストレスを減らしたい人
接客業はストレスの多い仕事です。
お客様からクレームをもらうこともあれば、ウザイ上司や先輩にガミガミ怒鳴られることだってあります。
接客でのストレスに耐えられない人は、接客業を続けるのは正直難しいと思います。
良ければ、「接客業はメンタルがやられやすい」という記事も書いているのでチェックしてみてください。
接客業を続けるべき場合
接客業が好きな人
接客業が好きな人にとって、この仕事はやりがいを感じられます。
純粋に人とコミュニケーションを取るのが好きな人や、誰かのために特別な日を演出してあげたい精神の人がまさにそれ。
クラスに1人はいるピュア天使ですね。
お客様とのコミュニケーションや、サービス提供をすることを楽しめる人は、接客業は向いています。
接客業を極めたい人
自分のスキルや性格が接客業に合っていると感じるなら、接客業の道を極めることをおすすめします。
また、極めたいと思っている人は迷わず突き進んでください。
先ほどワインの話もしましたが、高級レストランなどであれば、ソムリエやバーテンダーとしてキャリアを積むことも可能です。
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私の元同僚は、バーテンダーの大会に出てました。
接客業の中でもサービス検定などの資格があるので、接客の道を究めんとする勇者(ちょっと中二病入ったスマン)は資格取得や大会出場も考えてみましょう。
- 接客サービスマナー検定
- レストランサービス技能検定
- カラーコーディネーター
接客業は大変な分、極めればポジションを取りやすい仕事でもあります。
接客の道を極めるのもアリですね。
シフト勤務がウェルカムな人
接客業は仕事に関わらず、勤務スタイルにも柔軟性を持たないといけません。
私のように規則正しく働きたい人には向かないです。しかし、特にこだわりない、休日も一人で楽しめる人なら接客業を続けても良いと思います。
俗にいう変化に対応できる人ですね。
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私はルーティンを崩した途端に風邪ひくので…
以上、接客業を辞めるべき人と、続けるべき人について紹介しました。
接客業を続けるべきかどうかは、あなたの好みや状況によって違います。
自分の価値観に合った仕事を選ぶことが、充実した人生(キャリア)を描く一歩となります。
やせ我慢はダメですよ。
しっかり自分の胸に手を当てて、考えてみてくださいね。
接客業を辞めたいと思った時にすべきこと

「接客業を辞めたい、辞めてやる!」って思った時にどうすればいいの?
そんな疑問にお答えしようと思います。真っ先に思いつくのが「転職」だと思いますが、
ちょっと待った!
接客業を辞めたいと思って、衝動的に動いてしまうと危ないです。
接客業に就職して後悔した時のように、同じ失敗を繰り返してしまうかもしれません。
本章では「接客業を辞めたいと思った時にすべきこと」をステップごとに紹介しています。
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コーヒーでも飲みながらゆっくり読んでください。
落ち着いて整理する
「よし、接客業辞めてやる!転職だ!応募ポチポチポチ~~!!」
実は、これが一番危ないです。
なぜかって?理由はカンタン、計画性が無いからです。もちろん、走りながら考えることも必要です。むしろ行動できるのはスゴイ。
ですが、大まかな方向性も決めずに動くと、接客業に就職した時のようにまた失敗する羽目になります。
なので、一旦落ち着いて現状を整理するようにしましょう。
具体的には、
- 接客業の何が嫌だったのか?
- 改善できないことなのか?
- どんな環境なら長く続けられるか?
- 今後どういう仕事に興味があるのか?
などなど、A4の紙一枚に書き出してみましょう。
誰に見せる必要もありません。自分の頭の中を整理することで、今後自分に合っている環境をイメージできるようになります。
前提として、逃げの転職はいいんです。
ただ、就職先を間違ってしまったら「なぜ合わなかったのか?」をしっかり分析して、「次は自分に合った環境を見つけてやる!」という気概で臨まないと面接官に詰められまくって終わります。
難しいことではないので、自由形式でまず整理してみてください。
自分に合いそうな仕事を探す
自分に合った仕事を見つけるのは難しいです。
まずは、「自分に合いそうだなと感じる」仕事からリストアップしていきましょう。まずはフィーリング(感覚)で大丈夫。
求人を見るでもいいですし、友達や家族に「どんな仕事をしてるの?」って聞くのもいいと思います。
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実際に興味のある仕事をしている人が近くにいるとベストですね。
選択肢は多い方がいいです。まずは興味のある仕事を『できるだけ沢山ピックアップする』ようにしてください。
【関連記事】接客業しかしたことない人は転職できるのか【誰も教えてくれない転職のリアル】
希望の求人があるかチェックする
リストアップした仕事に全て応募できるわけではありません。
何を隠そう、あなたは接客業しかしたことないのだから。(煽ってごめんね)
いわゆる未経験者です。
なので、次のステップとしては、10個くらい興味のある仕事をピックアップできたら、求人サイトで、未経験から挑戦できる仕事はあるのかを探してみましょう。
オススメの転職サイトは「リクナビNEXT」です。
複数転職サイトに登録する必要はないです。だいたい同じだから。
全国網羅していて、求人数は業界トップ。実際に転職した8割の人がリクナビNEXTを利用している『大手・オブ・ザ・大手』の転職サイト。
求人を探すのであれば、リクナビNEXTから探すといいですよ。
納得いく求人が多ければ転職活動、無ければ軌道修正が吉
興味のある仕事を探してみて、未経験でも挑戦できる仕事があれば転職活動を行いましょう。
具体的には履歴書・職務経歴書を準備して、応募していくステップですね。
ここまでくれば、自己分析や企業研究は走りながら考えても問題ないです。
反対に希望するような仕事が無いか、2〜3件しか求人がなければ転職できる見込みは薄いです。
希望条件を変えたり、条件を緩和してみましょう。思い切って勤務地を変えてみるのも手ですね。
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引っ越し前提になりますが、新しい環境で頑張るのも意外といいですよ。
紹介したようなステップを繰り返して、自分に合った仕事を選びをしてみてください。
まとめ|自分に合ったキャリアの選択をしよう!

本日は「接客業を辞めて良かったと感じること」と転職する際の具体的ステップについて紹介しました。
「接客業は誰でもできる」なんてよく言われますが、机上の空論にすぎません。
接客業は好きじゃないと続かない仕事だということが痛いほどわかりました。
なので、安易な気持ちで入ってしまうとミスマッチを感じることも多いです。
私と同じように何となくで入社したけど、実際は違ったガビーン…!と思っているなら、自分のキャリアを改めて考えてみてください。
幸い、接客業で培ったスキルは他の仕事でもアピールしやすいです。
「アピールできるスキルなんてない!」と思っている人は以下の記事も参考にしてください。

以上、さばにぃでした。